Eventイベント

雪と展

2021年11月19日〜12月19日
雪と展

ことし8月につくられた、雪にまつわる写真+エッセイ集[雪と]。

お店の空間全体を通じて、この本をかんじられるような、そんな展示をひらきます。

雪といったら、どんな印象をもっていますか? 雪のたのしみは色々あります。スキーにスノボ、カマクラ、雪合戦。雪は山のものだけではありません。暮らすのに便利な平野部にありながら、雪とともに何千、何万何十万、の人々が暮らすまち……。そんなまちを、ここでは【雪国】と呼ぶことにします。

[雪と]では、著者のひとり・今井悠斗が故郷で収めた【雪国】の写真のほか、日本海側に面した別々の【雪国】で育った3人による、故郷の雪とそのまわりを回想する、複雑なエッセイを収めています。

この展示を通して、日本のどこかの、ゆたかな冬の世界を、すこしでも感じてもらえたらなら嬉しいです。

今井悠斗(いまい・ゆうと) ──写真・文

1999年生まれ。千葉大学で建築、都市工学を学んだのち、東京都内の工務店に勤務。高校のときから地元を写真に撮すことにはまり、関東に居を移してからも頻繁に日本海側へ通う。写真やイラスト、ことばの表現を大切に、ZINEづくりを続ける。大学時代のひとり旅を通じ、ゲストハウスや民泊に興味をもち、将来は本業の傍ら、まちの玄関となるような居場所をつくろうと、建築専攻の彼女とともに鋭意活動中。

 

エルトンこだま ──文

1986年生まれ。2005年、大学進学のため千葉に移住。出版社勤務の傍ら、のんべんだらりと独自に物書きの活動を展開する。2020年、フリーペーパーBAR本編集部(ライター)として同紙を創刊。

 

石黒まり ──文

2000年生まれ。2018年に高校を卒業後、千葉県の大学に進学。現在求職中だが万年反抗期な上に飽き性のため休憩中。変わらず好きなものは、睡眠と青と唐揚げ、本。

 

plateaubooksは文京区白山に2019年3月にopenした新刊本屋です。
店名の「plateau」は平坦を意味します。

平坦で変化のない時間。そんな時間にゆっくり本を読む。そんな時間を、それぞれの楽しみかたで過ごす場所になればと名付けました。1970年代から精肉店として使われていた空間に、古家具をならべ、本を置きました。新しく空間に役割をあたえることで、使われなくなった空間から、新しく価値が生まれました。

本屋として、本によって新しい価値、気づき、感情、行動など、日常のなかで通過している時間に、変化を感じられるようになればと思っています。

中央のテーブルで読書・お菓子・コーヒーなど雑談しながら本を楽しんでください。
〒112-0001 東京都文京区白山5-1-15 ラークヒルズ文京白山2階
都営三田線白山駅 A1出口より徒歩5分です。
今月の営業日・営業時間
※年末年始・夏季休暇等の長期休暇はHPにてお知らせいたします。