第28回 週末の夜の読書会
不世出の小説家のご冥福を心よりお祈りいたします。
課題本:石原慎太郎『太陽の季節』
参加資格:課題本の読了
持ち物:課題本
参加費:800円
定員:10名
日時:2022年5月21日( 土曜日18~20時
場所:plateau books (都営三田線白山駅下車A1出口より徒歩5分)
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【申し込み方法】
マスク着用、手指消毒、検温実施、換気の徹底をして運営しております!
【読書会に関する問い合わせ先はこちら】
shuumatuno46@gmail.com
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月に一度不定期にて開催する夜の読書会のご案内です。毎月plateauが閉店したあと開始しています。本のジャンルは文学を中心に選んでおり課題本の読了が条件とのこと。さてさて、ではどんな会なのか、主催者のやなぎーに聞いてみましょう。
こんにちは、どんな読書会で、何人くらいではなしてますか?
毎回人数はバラバラですが5~10名くらい来られます。男性女性半分くらいの割合です。やはり人気がある文学本ですと人数が多くなるかもしれません。年代も20~50代と幅広くいらしていただいてます。各年代で男性の捉え方と女性の感じかたや、感性の違いを感じられる楽しい時間です。多様な人に参加していただいていることで、意見が活発になり捉え方のはばの広がりを感じられます。そのため、一人の方に発言回数が片寄らないようにしたり、あまり発言をしない方に対しては促したりと気を付けています。
どんなことをするの?
まず、自己紹介をしていただき、読んだ本の感想を短く話しします。そのあとは、毎回ファシリテーターが誘導しながら会が進行していきます。ファシリテーターは2回目以降の参加の方にお願いし、その場で決めます。自己推薦や他者推薦、時にはじゃんけんで決めたりもします。皆さんにいろいろチャレンジしていただきたい、という思いから、ファシリテーターが流動的なのも当会の特徴です。もちろん主催者側がフォローするので自信のない方もご安心ください!要の箇所や時代背景などから、本をひもときながら、参加者の解釈を順番にきいていきます。正解をもとめてはいないですし、正解はないので、それぞれの思いを発言していくことで、自分がなにを感じ、なにに喜びや悲しみ、共感を得ているのかを確認するための時間にしたいです。他者との意見の違いにより、より自分というものが浮き彫りになりますよ。
読書会をはじめたきっかけは?
もともと大学は、国文学科を選択していて、文学が好きだったのですが、 新卒で就職した会社はまったく違う職についてしまいました。転職がきっかけで、校閲の仕事につき、やはり文学が好きなんだ!と気づいたのがきっかけで、読書会をはじめました。本を読まなくなっている方が多くいるなかで、校閲の仕事をしながら、文章力の低下に対する危機感を覚えました。文学から時代背景や、世論をみつめながら、自分を深めていけるのが文学の醍醐味であり、また、時代がそれを求めているようにも感じています。文学を読み解く面白さを少しでも伝えていければなと、僭越ながら考えています。
参加者はどんなかたが多いのですか?
文学部を卒業されている方やそうでない方も、いろいろです。本から離れていて読書会をきっかけに、本を読むようになった方が多くいます。職業も、営業、事務員、技術者、インストラクター、公務員、士業、コンサル業など多岐にわたります。お酒を飲みながら話をするので、お酒が得意な方が多いのも特徴かもしれません。もちろん飲めない方には強要しませんよ。他の意見を受け入れる度量の大きい方が多いですね。毎回時間が足りなくなるくらい盛り上がっています。
週末に少し話をしたい方、久しぶりに本を読んでみようとおもった方など、ゆるく繋がれるコミニティになればとおもっていますので、お気軽に下記までご連絡ください。
ご連絡先:shuumatuno46@gmail.com
下記は過去読書会のレポート!!
第23回課題本:ライマン・フランク・ボーム『オズの魔法使い』