犬や猫、自分と同じ環境で生きる別の動物とともに生活をすると、思いもよらなかったことが、たびたび起こります。それは、彼らが原因となって生じたのだから、自分の外側での出来事です。でも、いつの間にか、内側からも、じわりと湧いて出てきます。お互い、これだけはやって欲しくないと感じて、苛立ったり、落ち込んだりすることもあるでしょう。相手をじっと見ると、向こうから見つめられることがあり、そこで話しかけることもあれば、その行動のひとつひとつに声に出さない言葉をかけてみるかもしれません。別であるから想像をして、別れがあるから抱きしめます。