ヒュー・ロフティング 訳:井伏鱒二『ドリトル先生アフリカゆき』(岩波書店、2000)

べつべつの生きものに、べつべつの言語があるようです。ひとにも、国や地域によって、用いる言語が異なるように。いや、むしろ明確な境界線はなくて、周りとコミュニケーションが取れれば、自分の癖が混ざった各々の言葉を声に出しているのかもしれません。 ─金なんてものは、やっかいきわまる─ 聞く、読むときに、種や見た目でひとくくりにしてしまって、翻訳して理解したことにしている気がします。目の前で発せられている言語には、耳を傾けることもなく。共通のものがなくても受け取れる、価値はそこに生まれてきます。
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