文:さとうち藍、絵:松岡達英『冒険図鑑 野外で生活するために』(福音館書店、1985)

一歩、家から外に出て、帰らず、どこかで暮らすことを思い描けるでしょうか。自然は厳しく、危険も多いかもしれないが、有り余るほどの資源があるはずです。ただし、調和を乱さないように、食べ物や住処を分けてもらう術を身につけている必要があるでしょう。すっかり、何かを得るために、お金で交換することに慣れてしまっているから、それが通用しない場所では、そもそも何をすべきか、何ができるのかさえ分からなくなってしまいます。環境と共にある身体を取り戻すために、冒険に出るのです。
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