News & Topicsお知らせ

山野井泰史『アルピニズムと死 僕が登り続けてこられた理由』

山に登れば、日常とは違う場所が待っています。天候は変わりやすく、かつ、激しく、足場も悪いし、獣に出会うことだってあります。人はとても脆く、それらによって傷を負い、死に至ることもあるでしょう。だれかと登れば、分担したり、身を預けることもできます。しかし、ひとりの身体としての感覚が鈍り、恐怖心をなくしてしまうかもしれません。「山での死は美しくない。でも山に死がなかったら、単なる娯楽になり、人生をかけるに値しない」と、山野井泰史さんは記します。山は、生きることも、与えてくれるのでしょうか。

plateaubooksは文京区白山に2019年3月にopenした新刊本屋です。
店名の「plateau」は平坦を意味します。

平坦で変化のない時間。そんな時間にゆっくり本を読む。そんな時間を、それぞれの楽しみかたで過ごす場所になればと名付けました。1970年代から精肉店として使われていた空間に、古家具をならべ、本を置きました。新しく空間に役割をあたえることで、使われなくなった空間から、新しく価値が生まれました。

本屋として、本によって新しい価値、気づき、感情、行動など、日常のなかで通過している時間に、変化を感じられるようになればと思っています。

中央のテーブルで読書・お菓子・コーヒーなど雑談しながら本を楽しんでください。
〒112-0001 東京都文京区白山5-1-15 ラークヒルズ文京白山2階
都営三田線白山駅 A1出口より徒歩5分です。
今月の営業日・営業時間
※年末年始・夏季休暇等の長期休暇はHPにてお知らせいたします。