つばた英子・つばたしゅういち『ききがたり ときをためる暮らし』(文藝春秋、2018)

いつから、自分が食べるものを、ちょっとも自分で作らなくなってしまったのでしょうか。「どういう形で、自分の庭を取り戻していくかは、それぞれが考えていくしかない」と、しゅういちさんは言います。いつでも、なんでも買える日々に、少し飽き飽きしているような気がするのは何故でしょうか。「自分にあわないものは、やめておいたほうがいい」と、英子さんは言います。みんなが羨むような生き方が、必ず正しいとも、幸せだとも限りません。ふたりでもひとりでも、時間は溜まっていく、きっとその塊が、かけがえのないものなのです。
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