饗庭伸『都市をたたむ 人口減少時代をデザインする都市計画』(花伝社、2015)

ひとが少なくなり、使われなくなった家や土地、空間が、あちらこちらでひっそりと、増えているみたいなのです。自分のまわりが、スカスカになっていく、そんな想像ができます。上から見ても、横から見ても、虫食いだらけの暮らしのかたちが、そこにはあります。そこで、もう一度みんなで寄り集まり、くっつき合いながら生活をするべきなのでしょうか。縮小と形容される都市のなかで、さらに縮こまっていくのではなく、拡大する空白によって可能となる、別の暮らしや活動を、発見するべきなのかもしれません。
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