服部あさ美『ハーブカタログ』(ミルブックス、2015)

昔から、身の回りに繁茂している草や花を、食べたり、薬にしたり、道具として利用したり、様々な用途に使ってきました。いまでは雑草、漠然と役にたちそうもない草として見られていても、時代や地域が違えば、ハーブとして活用されている場合もあるでしょう。それほどまでに、意識せずとも、ハーブはあちこちにあると言えます。ある草を、ハーブとして見直すことと、一枚の絵画として描き直すことは、どこか似ているように感じます。目の前の草や花の、普段は気にもかけない細部に触れながら、その活力をすこし、分けてもらうのです。
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