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畑中章宏『災害と妖怪 柳田国男と歩く日本の天変地異』

いつもより長く、雨が続いています。太陽の光、乾燥気味の土を必要とする作物にとって、つまりはそれを主食とするひとびとにとっては、その長雨でさえ災害です。 さらに雨が強まれば、河川やため池が氾濫し、ひとや家が流されてしまうかもしれません。たしかにいまでは、天候に左右されずに食料は手に入るし、災害に対してさまざまな予防が身の回りに施されています。だから、それほど自然の声を聴く必要もなくなりました。専門家にお任せです。さて、妖怪はどこに行ってしまったのでしょうか。

plateaubooksは文京区白山に2019年3月にopenした新刊本屋です。
店名の「plateau」は平坦を意味します。

平坦で変化のない時間。そんな時間にゆっくり本を読む。そんな時間を、それぞれの楽しみかたで過ごす場所になればと名付けました。1970年代から精肉店として使われていた空間に、古家具をならべ、本を置きました。新しく空間に役割をあたえることで、使われなくなった空間から、新しく価値が生まれました。

本屋として、本によって新しい価値、気づき、感情、行動など、日常のなかで通過している時間に、変化を感じられるようになればと思っています。

中央のテーブルで読書・お菓子・コーヒーなど雑談しながら本を楽しんでください。
〒112-0001 東京都文京区白山5-1-15 ラークヒルズ文京白山2階
都営三田線白山駅 A1出口より徒歩5分です。
今月の営業日・営業時間
※年末年始・夏季休暇等の長期休暇はHPにてお知らせいたします。