内山節『いのちの場所』(岩波書店、2015)

あらゆる生きものの根底にある、いのち。いや、生き死にを感じ取り、互いに感覚し合うものには備わっていると考えることもできるかもしれません。そんないのちを携えながら、木々や虫たち、いつもそばにいるひと、身体をあずけ触れている住まいと、いくらかの間、持続的な営みをともにしています。そして、きっと、あちらこちらに、自分のいのちを残してきているのです。もちろん、他のだれかのいのちも、受け取りながら。大気と地面がこすれ合うところの、どこにあなたのいのちがありますか。
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