手塚貴晴『手塚貴晴の手で描くパース』(彰国社、2009)

主に、建築の外観や内部空間の、完成イメージを描くときにパースが用いられます。いまでは、コンピューターで描かれることが多いでしょう。描くためには、一定のルールや手順があり、それに従っていくと、二次元の平らだったものが、立体的な絵になります。手で描くと、眼で直接見るものとも、写真とも違って、描くひとが選んだ線や面しか描かれません。だからこそ、伝えたいことを強調してくれて、本物以上の体験をつくります。 現実と、頭の中に生まれつつあるものとを媒介して、どちらも新鮮に映す眼を、鍛えることができるかもしれません。
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