アトリエ・ワン『コモナリティーズ ふるまいの生産』(LIXIL出版、2014)

古い家々が立ち並ぶ集落などを訪れると、それぞれの家の形や色、屋根や窓といった家の部分などに、共通性があって、街並みにリズムが感じられることがあります。自然に呼応して生き物がふるまっているように、建築にもふるまいがあるようです。しかし、全く同じ物事の単純な反復からは、きっとふるまいは見い出せません。個体差を許しながら物事が集まって、互いに関係し合うとき、ふるまいとして生き物や建築の傾向が現れてくるのでしょう。その関係性から、自由は生まれるのかもしれません。
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